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Showing posts from October, 2017

「ルーシー・リーとハンス・コパー物語(LR&HC)」始めます

Tony Birks著「ルーシー・リー」 Tony Birks著「ハンス・コパー」 2009年から2011年にかけて期せずして同時期に、日本でルーシー・リーとハンス・コパーの展覧会が開催され美術館を巡回しました。国内はもちろん、海外でも日本に行けば二人のそれぞれの展覧会を見ることができると大きな話題になり、熱烈なファンやコレクター、美術関係者が来日しました。 このブログは2006年12月にスタートしましたが *、 ここには古くからのルーシー・リー、ハンス・コパーのファンのみならず、若者の新たな鑑賞者が多く訪れてくださいます。その方たちから、もっと時代を追って作家の生涯をたどった、(スマートフォンで簡単に読めるような)読み物が欲しいとの声を多数いただいています。 そのご要望に応えて、「ルーシー・リーとハンス・コパー物語(仮題)」の連載(不定期)を1、2ヶ月中にこのブログで始める準備を進めています。 参照資料に、トニー・バークス著「ルーシー・リー」や「ハンス・コパー」の翻訳者・西マーヤの翻訳ノート、スライドレクチャー 、 また欧米での二人に関する資料などを用いて、二人の生涯を辿ります。 内容はそれらの抜粋、および二人の生い立ち、ナチスの迫害から逃れてたどり着いたロンドンでの出会い、バーナード・リーチを含む周辺の作家たち、コパーのスプリングガーデンへの移住、リーの晩年に至るまでの生涯を短文でご紹介します。 1989年に三宅一生さんが草月会館で開催された展覧会によってルーシー・リーを知り、魅せられてファンになった多くの方と共に、「ルーシー・リー、よく知らなかったけれどその作品に心を奪われた」という若い方たちにも楽しんでいただければと願っています。                                by the blog author * 投稿時、「これ(展覧会)を機会にこのブログは始められましたが」と記載しましたが、正しくは2006年です、お詫びして訂正いたします。