今も陶芸界で圧倒的な人気を誇るイギリスの陶芸家ルーシー・リーとハンス・コパーに関する日本で初めての本が出版されました。 監修・編集の乾由明氏は、京都大学名誉教授であり兵庫県陶芸美術館の名誉館長で、陶芸界は言うに及ばず広く美術界で活躍の評論家です。 ここに納められたエッセイの中で乾氏は「20世紀後半、世界でもっとも傑出し、もっとも革新的なかたちの陶芸を創造した作家」ルーシー・リーとハンス・コパーについてとその作品を論じています。 乾氏はルーシー・リーとハンス・コパーに実際に会った数少ない日本人のひとりであり、二人との貴重な出会いとその印象についても触れていてファン必読の一冊と言えるでしょう。 『ルーシー・リー&ハンス・コパー 20世紀陶芸の静かなる革新』六耀社12月25日発売。乾由明監修、240ページ。掲載作品ルーシー・リー86点、ハンス・コパー69点、共作6点、定価21,000円。
20世紀を代表する最も偉大な陶芸家として記憶されるルーシー・リーとハンス・コパー。そしてバーナード・リーチ。その作品と彼らに関わった人たちのこと、そして見聞きした展覧会のあれこれを思い浮かぶままに。ルーシー・リーとハンス・コパーの作品を愛するひとへ。